[官能小説] 熟女の園 花と若葉 ~クランクアップ 離れ離れになる二人が選んだ道~
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花と若葉 ~クランクアップ 離れ離れになる二人が選んだ道~

 二週間が経過してついに撮影は最終日を迎えました。
 ほぼこのロケ地での泊まり込みでの撮影でスタッフも共演者も皆家のように仲良くなっていました。だからこそ撮影が終わりみんながバラバラになることに寂しさがありました。
 長年女優をやってきた上でもとても印象に残る現場でした。それは女優としてでもありますが女としても忘れられない現場です。





「みなさん、二週間お疲れさまでした」

 撮影が終わったその日の夜、旅館で打ち上げが行われました。撮影自体は終わりですまだ完成したわけではありません。それでもひと段落という意味合いもあり皆、宴を愉しみました。もちろん私もそこにはいたのですがなんだか落ち付かず、すぐに席を立ってしまいました。
 旅館を出ると外は風に乗って潮の香りが漂ってきました。ここは小さな漁村の一角で旅館を出ると目の前には漁港があります。かつては活気があったそうですが今では建物や陸揚げされた漁船が朽ちていたりなど衰退していることが見てとれます。その漁港を横切って防波堤の方へと向かいました。突き出した防波堤の前には静かな海が広がっていてその上には大きな月が浮かんでいます。だれもいない世界にたった一人でいるような幻想的な世界です。

「小百合さん」

 急に後ろから声をかけられて振り返ると潤くんでした。肩を揺らして息を切らしていて急いでやってきたという様子でした。

「どうしたの?」

「小百合さんが・・・いなくなったから追いかけてきたんです」

 潤くんは必死そうな顔でなにかを訴えようとしています。息を整えて私に向かい合いました。

「今日まで一緒に撮影できてよかったです。憧れだった小百合さんと一緒の映画に出られるなんて本当に夢のようです。本当にありがとうございました」

「こちらこそありがとうございました。こんなババアが若い人と一緒に撮影に参加させてもらえるなんて幸せです」

 私は深々と潤くんに頭を下げました。役者として共演で来たことは本当に感謝しています。潤くんは役者としてとても優れた素質を持っていることは私にもわかります。きっとこれから彼がもっと活躍していくことでしょう。そんな彼の成長に立ち会えたのですから幸運だと思っています。

「小百合さんと映画だけでなく、共に夢のような体験ができたことも本当にうれしいです」

「私だって・・・こんな年でもうれしかったわ。少しだけでも夢を見せてもらえた気がするの」

「夢なんかじゃありません」

 潤くんは私に詰め寄ってきて顔をすぐ近くに寄せてきました。

「これからもずっと小百合さんと一緒にいたいんです。撮影が終わった後もずっと・・・」

 彼の言葉にドキリとしてしまいます。私だって叶うならそうしたいですが夫がいますし、世間の目だってあります。スキャンダルが命取りとなる私たちがこれ以上こんな関係を続けていいはずがありません。

「ごめんなさい。でも・・・もう終わりにしましょう。これ以上続けて誰かに見つかったら私たちの人生を壊してしまうわ」

「わかってます。でも、それでも僕は小百合さんのことが好きです。一時の夢にはしていたくない」

 私だって本当はそうしたいという想いはあります。夫がいる身でありながら潤くんに惹かれてしまっているのです。ここで終わりにしたとしてもこの先きっと潤くんのことが頭から消えることはないでしょう。

「潤くん、だめよ。あなたのためなのよ。もう終わりにしましょう」

 潤くんは黙り込みました。そして何を思ったのか自分の服に手をかけて脱ぎ始めたのです。防波堤のコンクリートの上に一枚ずつ脱いでいき、下着や靴下まで脱いで全裸になってしまいました。何の恥じらいもなく堂々と防波堤の上で裸を晒しているのです。

「だれかに見られたって構わない。小百合さんといられるのならそれでいいんです。世間かどう思われようが構いません」

「いけないわ。こんなところで・・・本当に人に見られるわよ」

「構いません。小百合さんに僕の気持をわかってもらいたいんです」

 潤くん逞しい身体が月明かりに照らされています。そしてなによりもペニスがしっかりと硬く立ちあがっているのです。寂れた漁港とはいえいつ人が来るかわかりません。こんなところで裸を晒すなんて正気の沙汰とは思えません。役者人生をダメにするかもしれないというリスクよりも私を欲しているという思いからの行動でした。

「本当にいいの?」

「はい、小百合さんといられるのなら」

「潤くん」

 私は彼の胸に飛び込んで唇を重ね合わせました。やはり私は潤くんから離れることができそうにありません。たとえこれで人生をダメにするかもしれないとしても堪えられなかったのです。潤くんの唇にしっかりと吸いついてしまいました。

「もう絶対に離しません。小百合さんがいてくれたらそれでいいんです」

「私だって潤くんから離れたくない。んん・・・」

 舌を重ね合わせて濃厚な口づけをしていきます。口から唾液が垂れていくのさえ気にせず舌を絡ませ合いました。潤くんは私の口の周りを舐めてきて口紅がぼろぼろになってしまっています。
 潤くんは私の洋服に手をかけて脱がせ始めました。一枚、また一枚と脱がされていき私も我慢できずに自分で脱ぎ始めました。これで私も逃げることはできません。堕ちるときは潤くんと共に堕ちていくだけです。ショーツを脱いでついに私も全裸になってしまいました。

「小百合さん、もうこんなになってる」

「だって興奮するの」

 防波堤の上で私は股を開かされて潤くんに触れられました。すっかり慣れた手つきで私の下半身を触ってきます。陰核をつまんで刺激し、割れ目に指を滑り込ませてきます。私の体を熟知した潤くんの指さばきに身体がますます熱くなってしまいます。指が触れて濡れてしまっているのが自分でもわかります。

「ああ、小百合さんのマンコ濡れ濡れだ」

「ちょっとそんなこと言わないで」

「どんどん濡れてきてるよ」

「ああん!」

 潤くんは指を奥に入れて出し入れをくり返してきます。膣をほぐす様に入れる指に悶え、悦びの声を上げてしまいました。
 人差し指を入れながら親指をお尻の穴に当ててきました。撫でるように穴に指の腹を当ててきます。

「小百合さんのここも気持ち良さそうです」

「そこはだめ・・・めええ!」

「あああ、小百合さんのアナル!」

 お尻の穴に指が入り込んできました。強く奥へと入ってくる親指が尻の中を開いてきます。初めての感触に戸惑ってしまうばかりです。
 潤くんは指を根元まで入れ、膣に入れた人差し指と同時に中で動かしました。

「ひいいぃ!やめて、だめよ。だめえええ!」

「もっとさせて、アナルももっと責めたい。小百合さんは僕の物なんだ」

 中で指をくねらせてかき回す様にしてお尻の穴を責め立ててきました。誰にもされたことのない行為でもちろん自分でもやったことはありません。お尻を責めるなんて普通は考えられない行為をされているというのに私は拒否せず、尻を突き出してしまっています。

「あっあっあっ・・だめ、だめなの」

「感じるの?」

「はあん、感じちゃう」

 お尻をかき回されていることが徐々に快感になってきてしまっていました。こんなにも男に好き放題に肉体を弄ばれることが快感だとは知りませんでした。63年間知る由もなかったメスとしての快楽を知ってますます潤くんのものになってしまいました。

「小百合さんそろそろ・・・いいよね?」

「え?」

「僕入れたいよ。小百合さんと一つになりたい」

「はぁ・・・私もと潤くと一つになる。おちんちん入れてちょうだい」

 潤くんは指を抜いて尻を掴んで私の尻肉を左右に開きました。そして躊躇なくペニスを膣の中に入れてきたのです。

「あああん!」

「小百合さん!ふぅっ!」

 尻を掴んだ潤くんはペニスをしっかりと突き込んできました。まっすぐと奥にまで入ってきて私の子宮口が先端を受け止めます。私は膣に力を込めてしっかりとペニスに食いついていきました。彼と繋がることが好きで止めらずこうやって一つになっている時が一番幸せなのです。

「潤くん大好き、潤くんのことが大好きでどうしようもないの!」

「僕もです小百合さん。小百合さんのことが大好きです!愛してます!」

 潤くんは大きく身体を引いてから強く押し付けました。反りかえったペニスが膣を削るようにして奥へとぶつかってきました。ビチっと大きな音を立てて身体がぶつかり合い、中ではペニスが子宮口の中にまで入ってきそうなくらいです。

「私も愛してる。潤くんを愛してしまったの!」

「僕のものになってくれますか?」

「ああ・・・なる・・・潤くんのものになります」

 ついに私は認めてしまいました。夫がいるというのに他の男のものになると宣言してしまったのです。ですがこれで私の中で迷いが断たれました。これは潤くんのための演技ではなく自分の本音として彼の物になりたいという気持ちを正々堂々と示したのです。

「ああ、小百合さんは俺のものなんだ。うう!」

「潤くん!ひいいい!」

 潤くんはますます興奮して腰の動きを速めてきました。メスとしてオスに強く求められるほどに感じてしまいます。尻に爪を立てて掴んで力強く打ち付けてきています。

「あ!あ!あん!んふうぅ!」

 激しいメスの声が響き渡る夜の海、人気俳優と往年女優が野外で獣のように交り合っているところを見られたりすれば二人とも名声は地に落ちるでしょう。これまで50年培ってきた私のキャリアも終わってしまいます。
 そんなスリルさえも気持ちよかったのです。これまで世間体を気にして我慢してきた自由への欲求だったのかもしれません。

「さ、小百合、さん・・・・小百合、小百合」

「潤、ひいいい!」

 下品で淫らなこんな行為を誰かに見られたかったのかもしれません。私の快感は限界へと達しようとしていました。

「潤、イクイク・・・イクウウウウ!」

「小百合、逝け!逝っちゃえ!」

「ぬうううう!うぐうううう!」

 奥まで突かれた瞬間、電撃が走り頭が真っ白になりました。下半身に力が入らなくなり立っていることもままなりません。太腿に水気を感じてきてそれは徐々に増してきました。自分の股を見ると洪水のように割れ目から液体が零れていました。

「小百合が漏らしてる・・・」

「だめ、止まらない。うぅ!」

 尿意とは違うなにか別のものでした。地面に向かって大量に零れ出し私たちの足元を濡らしていったのです。愛する潤くんの目の前で快感のあまり体液を噴き出してしまいました。

「小百合、僕も限界だ。出すぞ!」

「はああい!」

 体内に潤くんの精液が流れ込んでくるのを感じるととても幸せな気分になってしまいます。もはやこれなしでは生きてはいけないというくらい潤くんに射精されることに病みつきになってしまっていました。

「小百合、まだだよ。このまま続けてしよう」

「ああん、いいわ。もっとしましょう」

 私はコンクリートの上に四つん這いになり、その上に覆いかぶさるように潤くんが乗ってきました。脇の下から入れられた手で胸を揉みながら潤くんは腰を強く打ち付けてきます。獣のような格好をした私たちがいつ見つかるのかと思うと私は興奮が止みません。

 私たちは恋人として生きていく道を選びました。たとえそれが世間に暴露されたとしても私たちは別れることはありません。それが私たちの道なのです。


(完)



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