[官能小説] 熟女の園 鬼と虎 ~卒業式~
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鬼と虎 ~卒業式~

 3月まだ肌寒い時期ですがついにこの日を迎えました。学校にとっては入学式と並ぶ二大行事である卒業式です。ついにこの日がやってきてしまったのです。
 私の愛するツバサも今日卒業してしまうのです。





 式は無事に終わり、一年間学年主任を勤めた私は少し涙ぐんでしまいました。いつも叱ってばかりだったとはいえ、無事に巣立っていく彼らを見送るのは悲しいことです。何度も卒業式で見送ってきましたがこれだけは慣れません。

「今里先生お疲れ様でした」

 職員室に戻ると各クラス担任の教員が私を労ってくれました。それぞれの教室で最後の挨拶をしたばかりでいい顔をしています。私に感謝の言葉を言いに来てくれた生徒はいません。でもそれでいいのです。私はクラス担任達を支えるのが仕事なんです。

「今里先生がいろいろアドバイスしてくれて大変勉強になりました」

「いいのよ。生徒からは嫌われてばっかりだけどあなた達から感謝されるなんて幸せ者だわ」

「それで、今夜3年教員の打ち上げで飲みに行こうと思うんですがいかがですか?」

「ごめんなさい。今夜はどうしても外せない用事があるの。あなた達だけで楽しんできて」

 教員たちは寂しそうな顔をしていて、私もできるなら彼らと共に今夜は過ごしたかったです。でももっと大事な人から誘われているので仕方ありません。


 その日の夕方、雑務を終えた私は車で郊外の潰れたラブホテルへと向かいました。ツバサにそこへ来るように言われていたのです。なんでも「特別な卒業式」をしたいからだといわれました。私も今日は特別な気持ちで彼と愛し合いたいと思っていたので今夜これからのことが楽しみでなりません。
 そこは数年前に閉鎖になったホテルで建物はそれほど痛んでおらずところどころ塗装が剥げていたり、アスファルトが割れていたりするくらいです。車を適当に止めて私は扉を引いて中へと入りました。

「げ、今里!なんでここに!!」

 そこには見知った人間が何人もいました。ロビーの中央にドラム缶がおいてありそれを囲むように20人ほどがいました。それは私の学校の生徒たち、さっき卒業したばかりの3年生たちです。それも皆、要注意の素行の悪い生徒ばかりが集まっています。

「なんでお前がいるんだよ。もう卒業したんだし、おめーに何言われようが関係ないぜ」

 ガタイのいい男子が一人立ち上がってこちらをにらんでいます。片手に角材を持っていていまにも襲ってきそうでした。
 彼らは私のことをよくは思っていません。もしかすると私は騙されて彼らの「恩返し」にされたのかもしれないと恐ろしくなりました。私は手をすぐに扉に手をかけて外へ出ようとしました。

「いや、俺が呼んだんだ。みんなそんなにカリカリしないでくれ」

 奥からツバサが現れて彼らをなだめていました。ツバサは彼らのリーダーのような立場なのでツバサが一声かければ立ち上がった男子も手に持っていた角材を捨てました。
 ツバサが私の元に寄ってきて私の腕を掴んで他の生徒たちのところに連れていきました。

「なんで鬼ババ呼んだんよ」

「たく、こんな時になんで」

 私も場違いだと思っています。彼らはきっと自分たちの卒業式の打ち上げでもやるつもりなんでしょう。そんな場所に私がいたって楽しめるわけがありません。
 するとツバサが口を開きました。

「なんでかって?それはな、俺の彼女はこの女なんだ」

 そう言い切ったツバサは私の顎を掴んでみんなの前でキスをしました。全員に見えるように私とのキスをしてみせたのです。

「マジ?お前が付き合ってるっていってた年上の女って・・・そいつ?」

「ああそうだ。な、小百合」

 私はなんて答えたらいいのか悩みました。ツバサとの関係を認めれば教師失格、否定すればツバサを傷つけてしまう。どう答えるべきなのかしばらく悩んでから覚悟を決めました。

「そうよ。私はツバサと付き合ってるわ」

「えええ!!!」

 私が認めたことで全員が驚きました。まるでこの世の終わりのようなショックを受けています。
 それを証明するように今度は私からツバサにキスをしました。軽く唇を重ねた恋人同士の甘いキス、するとツバサは私の腰に手を回してきました。

「そういうことだ。だから今夜は小百合も一緒に参加する」

「マジかよ。信じられねえ」

「ツバサが熟女好きだったなんて」

「好きに言えよ。でも俺は本気で小百合が好きだ」

 軽蔑されるのを覚悟でツバサは堂々とそう言い切りました。きっとすごい覚悟のいることだったのでしょう。私の腰を触れるツバサの手は震えていました。私はその手を握ってあげました。

「今までみんなにはひどいことばっかりいってごめんなさい。でもツバサの事は悪く言わないで。ツバサだって勇気を出してみんなに告白したんだから。ツバサを悪く言うのはやめて」

 しばらくの沈黙が続き各々がいろいろとこの現実を考えているようでした。
 最初に口を開いたのは派手な化粧の女子です。

「ツバサのカノジョってことならいいんじゃない?でもここで教師ぶった態度はしないでよね?小百合ちゃん?」

「ええ、そんなつもりはないから。学校にも何も言わないし、今はツバサの彼女としてここにいるだけだから」

「ならみんないい?さ、ちゃっちゃとはじめよう」

 皆、思うところはあるようですがそれでも納得してくれて私たちも円陣に加わりました。

 ドラム缶に火がつけられて煙が割れた天窓から外へと昇っていきます。
 各々、ビールやチューハイを手にしています。

「これは先輩たちから続く伝統で卒業式の夜はここに集まるんだ」

「集まって・・・どうするの?」

「すぐにわかるさ。さあ、みんなついに卒業だ!かんぱーい!」

「かんぱーい!」

 私も手に持っていた缶ビールを掲げてから煽りました。もうこれで彼らとは運命共同体、教師という立場でものは言えません。

「じゃあ最初は俺からはじめるぜ。最上淳、将来はぜってー金持ちになってリナと結婚する。結婚式はみんな来てくれよ!」

 拍手やヤジが飛び、淳くんは来ていた制服のブレザーを炎が燃え盛るドラム缶の中へと投げ込みました。それからシャツ、ズボン、靴まで制服を全部放り込んでパンツだけになりました。

「つぎはアタシ、今井奈々、美容師になって自分のお店持つからその時はみんな絶対来てね!」

 彼女も着ている制服を脱いでドラム缶に放り込んで下着姿になりました。

 彼らは順番に自分の夢を語りそれから制服をドラム缶に投げ込んで燃やしていったのです。これがどうやら伝統の行事というものらしいです。

「片山ツバサ、将来はだな・・・ちゃんとした家庭をもって子供とかいっぱい欲しいな」

「誰と結婚するの?」

「小百合に決まってるだろ」

「ええ!小百合ちゃんまだ子供産めるの?」

「これでもまだ産めるわよ!」

 私もだんだん馴染んできて彼らとふざけてしゃべれるようになりました。
 ツバサも自分のブレザーを捨て、他の制服も全部燃やしてしまいパンツ姿になって私の隣に戻ってきました。

「さあ、最後は小百合だ。行ってこい」

「ええ?でも私着替えなんて持ってきてないし・・・」

「大丈夫だからほら!」

 半ば強引にツバサに前に出されてドラム缶の横に立ちました。

「え、えーと今里小百合です。将来は・・・将来語れるような年じゃないわね・・・でも夢がかなうならツバサのお嫁さんかな」

 周りは大爆笑でした。
 卒業式のために着ていた白いスーツのジャケットをドラム缶へと入れました。決して安いものではありません。それからインナーシャツ、スカート、ストッキング、パンプスも放り込んで黒い下着姿になりました。

「小百合ちゃんもしかしてツバサのためにそんなエッロエロの下着してきたの?」

「そうよ・・・今夜は二人っきりだと思ってたから」

「焼ける~」

 さんざん囃し立てられて恥ずかしかったですがこれでいい具合にみんなと溶け込めたようになった気がします。
 全員下着姿になってしばらく飲み続けていました。あるものはタバコを吸い、またあるものは記念撮影をしたりしています。私とツバサの下着姿も撮られてしまいました。

「なんだか自分の卒業式みたいで楽しい」

「俺と小百合の卒業式だ」

 ツバサは私に唇を重ねると舌を入れてきました。その舌に私も自然と絡ませていきます。さらにツバサは乳房を揉み始めました。人前だというのも関係なくやりたいようにしています。

「あん、こんなところで・・・」

「いいだろ見られたって・・・」

「はぁ・・・」

 気が付くとブラをずらされて露出した乳房を揉まれ、乳首を掌で転がすようにしてきました。
 周りを見ると他の子たちも同じようにカップルで抱き合ったり愛撫し合っています。

「小百合、さっきの話だけど・・・俺、小百合とマジで結婚したいんだ。もう他の女なんて興味ない。小百合が欲しい」

「ちょっと酔った勢いでもそういうのはやめて。どうせ私なんてすぐにおばあちゃんになって捨てられるんだから」

「そんな事ない。浮気なんて絶対にしないし、俺は小百合しか愛さないよ。今の生活くらいいいくらいさせられるかわかんないけど・・・絶対幸せにするから」

 ツバサの目は真剣でした。これまでもなんとなく感じていましたが彼は遊びじゃなく私のことが本当に好きなのです。そんな純粋無垢な気持ちを向けられたら私の心の服も破られてしまいます。

「ツバサが私のこと大事に思ってるのはよく知ってる。もしツバサと結婚できるなら・・・私幸せだわ」

「小百合・・・うれしい」

 ツバサは私をぎゅっと強く抱きしめました。私もそんなツバサの身体に抱きしめました。心の中で夫や息子の顔が浮かんできます。それぞれに心の中でごめんなさいと謝りました。

「ここに全てを捨てていこう」

「ええ」

 私は眼鏡を取ってドラム缶に投げ込み、それから夫からもらったネックレスをツバサに外してもらってそれも投げ込みました。そして最後に薬指の指輪をツバサが抜き取って二人でそれを炎の中へと投げました。
 これで私は今里家の妻であることを辞め、ツバサの女になりました。


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小百合先生はツバサ君のものになることを決めたんですね。そんな小百合先生大好きです。
夫や息子にどんな風にツバサ君との事を言うのか楽しみです。まだ続き書いてください。
小百合先生なら夫と息子に焼きもちをを焼かせるくらいツバサ君と愛し合ってる姿を見せつけちゃうなかもとやっぱり想像してます。
小百合先生は後輩の女教師のことも大事に考えてくれてるから後輩の女教師のことも愛してあげちゃうのかもと思いました。
続きまた読ませて下さい。

ツバサと小百合の結婚式とハネムーンの続編を楽しみにしています。
   ※注意※
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