[官能小説] 熟女の園 母を守りたい ~第1章 母と二人の夜~
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母を守りたい ~第1章 母と二人の夜~

 ちゃぶ台を片づけて布団を敷いて寝る準備をした。布団はひと組しかないので俺か母さんのどちらかしか使えない。今夜は母さんに使ってもらおうと思う。
 布団を敷き終わって部屋でぼーっとしているとシャワーの流れる音が聞こえてくる。
 浴室で母さんが体を洗っている。これまで部屋には職場の先輩がたまに来たくらいで女なんて上げたことがない。今日初めて女が部屋にやってきて体を洗っている。それが自分の母親だというのになぜか鼓動が高鳴ってしまった。




「着替えまで借りて悪いわね」

「別にいいよ。サイズ、大丈夫みたいだね」

 俺が貸した黒いジャージ姿の母さんが戻ってきた。母さんのジャージ姿なんてほとんど見たことがないからとても新鮮だった。湯上りの濡れた長い髪と潤った肌がとても艶かしい。

「どうしたの?そんなにこっちを見て」

「い、いや別に・・・俺もシャワー浴びてくる」

 母さんから目をそらして逃げるように浴室に駆け込んだ。湯気が立つ暖かい浴室内は自分のにおいとは違う匂いが漂っていた。 母さんがここで裸になって体を洗ったんだ。
 一緒にいるときは当り前のことだったのに今はすごく意識してしまう。頭にシャワーを浴びる母さんが浮かんできてしまった。裸で気持ちよさそうにシャワーを浴びる母さんが鮮明に頭に浮かんできた。ペニスがどんどん硬くなってしまう。

「だ、だめだ・・・母さんがすぐそこにいるのに」

 自分にどうにか言い聞かせて必死で欲求を堪えた。本人がすぐ傍にいるのにオナニーなんてとてもできない。どうにか我慢して浴室を出た。

「母さん、布団使ってよ。俺は畳で寝るから」

「そんなのダメよ。硬いところで寝て体悪くするわよ。狭いけど詰めれば二人で寝れそうよ」

「いいって・・・」

「いいから一緒に寝ましょう」

 手を掴まれて布団に連れて行かれた。
 そのまま電気を消して手をつないだまま母さんと布団に横になる。肩がぶつかるくらいの距離で並んで寝ると、さっきの浴室で昂った気持ちがさらに昂ってしまう。手が汗ばんできて、強く速い鼓動が母さんに伝わっていないか心配だ。

「一緒に寝るなんて久しぶりね。昔はよくこうやって寝たの覚えてる?」

「なんとなく・・・」

 幼稚園の頃は確かにこうやって一緒に寝ていた気がする。

「雄介と違って弘司は甘えん坊だからいつも一緒に寝たいってねだってきたのよ」

 かつて母と一緒に寝たときとても幸せな気分だった。天国にいるような居心地の良さだったと思う。
 横を向くと暗闇の中にうっすらと母さんの顔の輪郭が見えた。見なれたはずの母親の顔、なのに今日はとても神々しいものに思える。額から鼻筋への輪郭、唇から顎へのラインはとても美しい。48歳の母さんにとてもドキドキしてしまう。
 もっと見たくて体を少し近づけていった。
 うすい唇を見ていると我慢が出来ない。だけど相手は母さんだ、妄想までは許されたとしても本当に体を求めてしまうなんてことはできない。実の息子が母親に襲いかかったとなれば母さんをひどく失望させ、一生消すことのできない傷を負わすことになってしまうだろう。
 必死に堪えた。胸の奥で広がって熱くなる欲望を理性が力ずくに押さえつけて蓋をしている。


「母さんね、再婚しようと思うの」

 突然切り出された母さんの言葉に俺はひどく動揺した。

「みんなにまだ人生長いんだから誰かいたほうがいいって言われてね。特に雄一が強く言ってくるの」

 俺は何も言えないまま固まってしまった。父さん以外の人と夫婦になれなんて想像できない。兄貴がどうしてそんなことを勧めるのか理解ができない。俺が家を出てからそんな話が進んでいたのだろうか。

「もう誰か・・・決まって・・・るの?」

 なんとか口を開いてそれだけ言うことができた。もっと聞きたいことはあったが俺は一杯いっぱいでそれしか聞けなかった。

「山守さんて言って銀行の人よ。お父さんとも昔から付き合いがあって母さんもこれまで何度か会ったことはあったの。今年で50歳なんだけど奥さんと去年別れてしまってたの」

 再婚するかもしれない山守さんという人の話を聞くとさらに現実が見えなくなった。バツイチの50歳、会ったことはないがとても嫌悪してしまう。

「もう決まったことなの?」

「まだ何とも言えないわね。周りが勝手に進めてるところがあるし。山守さんとは一度食事に行っただけなの。でもすごく良さそうな人だからこの人ならいいかなって・・・思うわ」

「そっか・・・」

 いつの間にか握っていた母の手を離してしまった。さっきまで母さんに対して抱いていた欲求も一気に醒めてしまった。俺の母さんは別人に入れ替わってしまったのだろうか。父さんにあんなにも献身的に看病をしていたというのに他の男と結婚するなんて信じられない。

「弘司も今度一緒に山守さんに会いましょう」

「う、うん・・・そうだね」

 生返事をして目を閉じた。打ち付ける雨音を聞きながらこれからのことを考えていた。俺は母さんをどうしたいのか、母さんとどういう関係でいたいのか。そんなことを一晩中考えていた。


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